東山花灯路

ayakomama2006-03-11

今日は京都・東山花灯路の初日。去年も一昨年も子供が風邪で行かれず、今日念願かなって行くことが出来た。もともと夜景やライトアップがこの世の中で5本の指に入るくらい好きな私。京都の風情ある街並みが露地行灯で照らされる・・・と聞けば、何が何でも行ってみたかった。


四条のあたりまでバスで行き、藤井大丸で少し買い物をし、その後八坂神社を抜けて円山公園から知恩院に向かい、三条まで出て、またバスで帰ってきた。
たぶん大道は、円山公園からねねの道をとおり高台寺(夜間特別拝観あり)へ、その後二年坂産寧坂から清水寺(夜間特別拝観あり)というコースなのだろうけど、そちらは人も多そうだし、家からどんどん遠ざかっていくし・・・ということで。高台寺周辺の石畳の小径って、いかにも京都〜って感じで私も好きだ。


円山公園内の、「竹灯り、幽玄の川」が幻想的で印象深かった。約1000本の青竹に蝋燭の灯りがともされて、ゆらゆらとゆれていた。露地行灯は電気だけど、ここは本当の火のゆらめきが感じられてよかった。花灯路に行かれる方、お見逃し無く!


知恩院から青蓮院に抜けて三条へ出る途中、たぶん関東からの観光客であろう女性が「あ〜、なんか京都って感じがする〜!!」と言っているのを耳にした。うん、うん、わかるよ〜その気持ち!京都人にとってはなんでもない当たり前の風景かもしれないけれど、そうでない人にしてみたら、ちょっとした小径や街中からお寺の塔が見えたり、町屋カフェなんかがあったりすると、ちょいと心をくすぐられちゃうものなのだ。ましてや「小径に行灯」ときたら、もうワクワクをとおりこしてゾクゾクものです。