人のセックスを笑うな
- 作者: 山崎ナオコーラ
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始めに映画を見て、「ふ〜ん?」と思ったのですが、原作の方が数段よかったです。
というか、映画と原作、別物、別の話ですよ。
こんなにシチュエーションかえてしまっていいんでしょうか?
39歳の美術講師ユリと学生19歳のオレ、みるめ。
映画ではユリは何の罪悪感も持ってないようにみえるけど、原作では心の揺れみたいなものも描かれていて。
原作で、みるめ君が二人の行く末をどこか淡々と見つめているように語っていて、それが切ない。
ほんの一時間くらいですっと読めてしまう、けれど何度でも繰り返して読みたくなるような小説でした。
タイトルほど全然過激じゃない恋愛小説です。
映画では松山ケンイチ君がみるめにピッタリはまって好演していたと思います。個人的にも好きなんです♪松山ケンイチ。
ユリ役、永作博美は、、、どうかな〜?原作のイメージとちょっと違いますかね。
本では「ユリは39歳で、見た目も39歳」って書いてあるし。永作博美ってもの凄いベビーフェイスだから、32,3くらいにしか見えないし。まあ、でもこの役、演じるの難しいと思います。どこか寂しさを漂わせつつ、あっけらかんとした強さもある女性。キョンキョンなんてどうでしょうか?