国語!

引っ越しが近づいてきました。進まない荷造り・・・気ばかり焦りますが、息抜きにブログ更新です。


中学受験、算数が大事なのは間違いありませんが、国語も大体の学校で算数とともに配点が高い科目です。
国語が得意だと、それだけで安心感がありますよね〜。娘の場合、国語の成績はあまり安定していませんでした。
自分のフィーリングに合った問題だと、ものすごくよくできるのですが、そうでないときは平均ぎりぎりぐらい。
鷲田清一の説明文が出たら終わりだ〜」とよく嘆いていました。たしかにほんとに難しいんです。わたしでもたまに?と思う時がありますから。


5年くらいになると、算数や理社の暗記など他の科目の勉強が大変で、国語に関しては漢字くらいで、塾での勉強以外、ほとんどできませんでした。どうしても後回しになってしまうのが国語。やったとしても成果がすぐに表れない教科です。


月並みですが、日ごろから読書の習慣をつけておくことが非常に大事です。低学年のうちから青い鳥文庫の中学年向きの本とか、僕らシリーズなどを読みこなせるといいと思います。
4年くらいからはなるべく重松清あさのあつこ森絵都などの受験によくつかわれる著者の本を読ませるようにしました。
私としては、あまり早くに大人の入り口に入ってほしくなかったのですが、中学受験するのであれば仕方ありませんでした。ある程度、ませた子どもでなければ、国語の文章が理解できないと考えたからです。


塾に行っていても国語は安定しなかったので、6年の夏過ぎ、過去問をやり始めた頃、家庭でも少し解き方のコツを教えました。
娘の志望校は、記述問題と4択問題のミックスで、バランスのとれた一般的な国語の問題でしたので、まずは4択の選び方を一緒に考えました。紛らわしい問題は消去法で解くとか、ここのこの言い方が違うとか。
娘が過去問を解いている間に、私も別の部屋で一緒に解きました。その甲斐あってか、4択に関してはミスが少なくなっていきました。


ここで国語に関して読んでおくと非常に参考になる本をご紹介します。
大学教授の石原千秋さんが、息子さんの中学受験に関する体験記と、入試問題の解き方を解説した本です。
主人が買ってきて、読んだ方がいいと言うので読んでみましたが、とっても面白くて一気に読めました。
私はこの本を読んで、娘に記述問題の書き方を教えました。
国語で悩んでいるなら読んで損はないかと思います。

秘伝 中学入試国語読解法 (新潮選書)

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