美玉屋の黒みつだんご

ayakomama2006-03-05

今日の京都は久々のすかっとした青空。朝から珍しくパパが「矢橋帰帆島(やばせきはんとう)公園でも行こうか」と張り切っていたが、一日中外で過ごすにはまだちょっと寒い。そこで一度も行ったことのない、府立植物園に行くことにした。「京都・滋賀 子連れおでかけガイド」によると、中にレストランもあるみたいだし、植物園なら温室もあるよね、ということで。


車で北大路通りを走っていると、この前友人のいちごちゃんに教えてもらった「みたまや」を発見!!ちょうど路駐もできたので、ここの名物という「黒みつだんご」を買うことにした。「みたまやの黒みつだんご」といえば、「出町ふたばの豆餅」と並んで、京都の人は誰でも知っている銘菓らしい。これは食べないわけにはいかない。


植物園は駐車場が混んでいて、入るのに20分くらい待たされた。まだ桜も咲いていないのに。  お花見の季節は車では行かれませんね。今年は梅の開花も遅く、まだちらほらとしか咲いていなかった。それでも咲いている梅の木からはいい香りが漂ってきて、確実に春が近づいているのを感じた。


子供たちは「未来君ひろば」にあるちょっとしたプレイヤードの滑り台やシーソーなどの遊具で遊ぶのに夢中で、お花の観賞どころではなかった。途中、休憩で「黒みつだんご」を食べてみた。デパートなどで売られているどこそこの和菓子のような上品なものではなく、普通の庶民のおやつっぽい感じがいい。もちもちとはしていなくて、なんというか、みずみずしい感じ。杏仁豆腐にも通ずるような感じでしょうか?それに黒みつとたっぷりのきなこがまぶしてある。京都の和菓子は、へんに甘くないのがおいしさの秘訣なのかな。この黒みつだんごも、あまりあまくなかった。しかし、はまってしまいそうなおいしさ!である。

3月3日、下鴨神社の雛流しの帰りに、みたらし団子発祥のお店「加茂みたらし茶屋」でみたらし団子を買ったのだが、そのみたらしも甘くなく、不思議なおいしさだった。


結局温室などは見ず、梅の花をちらりと見てあとは遊具で遊んでいたのだが、たのしく過ごせた一日だった。