浴衣を買う

今日は朝から雨降りの京都。
和裁も習っていて、着物にとても詳しい友人Aさんが、「京都で浴衣が欲しい」という私に、浴衣のお店を案内してくれた。
デパートで買うと高いから、と友人。卸のお店を何軒か案内してくれた。何軒かまわると、自分が欲しいタイプがなんとなく見えてきた。実家に紺地が一つあるので、白地のものを中心に見る。お店の人曰く「京都で一番安いです」という、室町通錦小路角の卸のお店が品数も豊富でよさそうだったので、何件か見た後、そこに舞い戻り真剣に選ぶ。お店のおばちゃんがちょっと強引で「これがいいですよ、おすすめです」と勝手にコーディネートし初めて、それに引きずられそうになるが、友人のお陰でちゃんと選ぶことが出来た。


お店の人が勧めてくれたのより、値段はお高くなってしまったが、派手すぎず、地味すぎず若奥様風の柄ゆきのものを友人が見つけてくれた。「デパートで買ったら3万円します、うちは卸ですから」と店のおばちゃん。帯も勝手におばちゃんが「これこれ」というのを、友人が「いいのがあった、これこれ」と持ってきた。「それはセットのお値段じゃないんです・・・(つまり高い)」とおばちゃん。でも結局「いいですよ、もうこれ一つしかないし、これにしときましょ」とサービスしてくれた。おばちゃん、強引だったけど、いい人だった。パパも「浴衣を着て祇園祭に行きたい」と言っていたのでパパの分もお買い上げ。下駄はサービスしてもらっちゃった♪


祇園祭の日も、ここで着付け無料というが、せっかくなので友人に着付けを教えてもらって着てみようかと思う。