国立新美術館

ayakomama2007-03-19

やっと、本当にやっと、謝恩会と卒園式が終わりました。
今日はパパがお休みだったので、ずっと行きたかった国立新美術館に行ってきました。
乃木坂の駅から直結しているのでアクセスが良く便利。
しかも、最近は地下鉄もSuicaが使える!乗り換えの度に切符をいちいち買うことなく行かれたから、それだけでも子連れで電車に乗るストレスが減るというもの。バスでもSuicaが使えたから、これでいちいち小銭があるか気にしなくて済む。なんて便利な世の中なんだろう!!


今日のお目当ては、まず黒川紀章氏設計の国立新美術館の建物自体を見ること、それから友人ちゃりさんもオススメの「20世紀美術探検」を見ること、それから黒川紀章展を見ること。


ガラスのカーテンウォールをまとったその建物、私はとても好感を持った。全面ガラスを使っているけど、有機的な曲線のせいか、どこか温かみを感じさせる。写真で見ると、とても巨大な建築物に見えていたのだけれど、実際に見ると思っていたより大きくなかった。
外でお茶を飲んだり、ちょっと休憩するスペース(椅子やテーブル)とか、子供が走り回れるスペースなんかがなかったのが残念だったな。その点は金沢21世紀美術館のほうが上。公園の中に美術館が埋まってるから、「開かれた美術館」って感じがした。


収蔵品を持たない美術館っていうのも面白いと思う。いくつか展示があって、なんだかシネコンの美術館版という感じ。ふらっと行って気に入ったものを見て帰ってくるっていうのもいいかな〜と思う。無料の展示もあるのがよい。

「20世紀美術館探検」、なかなか面白かった。わけのわからないのが現代アートの面白いところ。子供達もいくつか興味を示すものもあり、そこそこ楽しめたと思う。けど、ちょっと「ごちゃ混ぜ感」はありましたかね。ウォーホールキャンベルスープがあったかと思うと、ミースの椅子があったり、小林古径日本画があったり。評論家ではないので細かいことは言いませんけど。


黒川紀章展」も、無料の割に見応えがあってよかった。建築模型や平面図、立面図など見ていたら、昔勉強していたことを思い出して懐かしくなった。偉大な建築家なんだな〜って改めて思った。最近はガラスを使った有機的なカーブが彼の中でのマイブームなんでしょうか。福井の美術館も、国立新美術館と似た感じで。福井にこんな立派な美術館があるんだ〜って驚いた。


最後にカフェについて。値段が高いよお。所場代ってやつでしょうか。コストパフォーマンスからいうと、もしかして3階のレストランが一番いいのかも。三つ星レストランだし、ランチは1800円と2500円。地下のカフェテリアでカレーに900円出すんだったら、次回は3階で食べよう、と心に決めたのだった。(子連れじゃ難しいかな?)