海の仙人

海の仙人

海の仙人

糸山秋子著。
意表をつく話の展開が面白かったです。
糸山さんの話はいつも読み進めていくうちに「え〜っ」と驚く内容になっていきますね。
それから男っぽい女の人がよく出てきます。
「ファンタジー」という神様?のようなこの世のものでない人が出てきて、始めは「?」という感じでしたが、不思議と「ファンタジー」の存在が話の中で浮いてないのです。
糸山さん自身の会社勤めの経験が、登場人物の暮らしぶりをリアルに描いているのもいいと思います。